139期が修了。松尾青波が養成所チャンプ!25人の新人ボートレーサーが11月にデビュー

2026/9/18、ボートレーサー養成所で第139期選手養成訓練修了記念競走が行われ、チャンプ決定戦では長崎支部の松尾青波選手が優勝し、第139期養成所チャンプに輝きました。
11月から25人の139期生が新人レーサーとしてデビューする予定です。139期は入所50人でしたので、デビューまでたどり着けた訓練生は50%でした。
第139期 修了記念競走 チャンプ決定戦
2026年9月18日、ボートレーサー養成所(福岡県柳川市)にて第139期選手養成訓練修了記念競走が開催されました。約350人の関係者が見守るなか、養成所リーグ戦で好成績を収めた上位6名によって養成所チャンプが争われました。
チャンプ決定戦の結果は以下の通りです(天候:曇り、風向:北、風速1m、波高1.0cm、決まり手:まくり)。
| 着順 | 艇番 | 選手名 | 支部 | ST | タイム |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 松尾 青波 | 長崎 | 0.09 | 1.50.7 |
| 2 | 1 | 松永 隼ノ助 | 福岡 | 0.13 | 1.54.5 |
| 3 | 6 | 阿久根 芳仁 | 大阪 | 0.14 | 1.55.2 |
| 4 | 5 | 山口 橙真 | 長崎 | 0.19 | 1.55.8 |
| 5 | 3 | 竹野 元喜 | 広島 | 0.20 | ― |
| 6 | 2 | 青島 凜汰郎 | 静岡 | 0.24 | ― |
レースは4号艇の松尾青波選手が4コースからコンマ09のトップスタートを決めてまくりを放ち、快勝。1号艇で勝率トップの松永隼ノ助選手が2着、6号艇から阿久根芳仁選手が3着に入りました。
今期は決定戦の6名全員が男子。女子最上位のリーグ戦勝率だった天堵基華選手(香川)は勝率6.59で、決定戦まであと一歩の全体7位でした。
養成所チャンプ・松尾青波選手とは
長崎県諫早市出身の松尾青波選手は、2007年3月5日生まれの19歳。身長171cm、体重52キロです。
6歳から高校卒業まで野球に打ち込み、高校野球部の監督の勧めでボートレーサーを志しました。野球部の先輩で121期の高木圭大選手(長崎)のレースを観戦し、「プロのアスリートになれる」ことに魅力を感じたそうです。試験は2回目で合格。目標とする選手は桑原悠選手、座右の銘は「コツコツが勝つコツ」です。
リーグ戦では7戦すべてで優出しながら、優勝には手が届きませんでした。「自分の勝負弱さがあったと思う。最後に勝てて良かった」と、決定戦での勝利を素直に喜んでいます。
長崎支部の養成所チャンプは、119期の木場悠介選手以来4人目。デビュー後の目標は「3年以内のA1昇級」と「ヤングダービー優勝」で、「将来は長崎支部を盛り上げられる選手になりたい」と語っています。
優勝後は「新人らしく丘でも水面でも動き回ってファンから愛されるレーサーになりたい」と抱負を語りました。デビュー戦は11月6日〜9日のボートレース唐津。2戦目は地元・大村(11月19日〜)が予定されています。
そのほかの注目選手
準優勝の松永隼ノ助選手(福岡)
リーグ戦を勝率7.57の1位で終え、リーグ戦3勝を挙げた実力者です。決定戦では1号艇に入りながら、4号艇の松尾選手のまくりに屈して2着。「やり切りました。でもやっぱり悔しかったです」と語りました。
目標とする選手は西山貴浩選手で、ヤングダービーの制覇を掲げています。同期からは「最初からうまかった。ハンドルの切りっぷりが良くて、度胸がある」と評価されています。
親子レーサーが2組誕生
作間悠衣選手(東京)は23歳。父はSG常連の作間章選手です。「小さい頃から父の姿を見てカッコいいと思っていた」と、高校在学中に真剣にレーサーを目指しました。父を驚かせようと内緒で受験しましたが、書類の書き間違いにより3回目の受験の際に父に知られたというエピソードも。修了式では父から「レースを見たら全然なっていなかった。これから教え込みます」と厳しい言葉をもらい、師匠は父の弟子にあたる藤井選手が務める予定です。デビューは11月17日、平和島の予定です。
一宮めい選手(徳島)は19歳。父は77期の一宮稔弘選手です。憧れの選手は「父と井上遥妃選手」。修了記念競走では、4Rの養成所チャンプシリーズ戦で3コースからまくりを決めて勝利し、「スタートは怖くてアジャストしたけど、決まりましたね。捲るつもりで有言実行できました」と笑顔を見せました。担当教官からも高い評価を受け、父の稔弘選手も「ハンドルの切れにびっくりした」と話しています。
現役選手を親族にもつ2人
- 益永駿選手(福岡・19歳):はとこは、A1で活躍する宮脇遼太選手です。
- 藤山芽依選手(大阪・17歳):叔父に藤山翔大選手と藤山雅弘選手がいる、同期最年少の選手です。
天堵基華選手(香川)
20歳の天堵基華選手は、リーグ戦の第6戦・第7戦で連勝。勝率6.59は女子最上位で、同期の女子勢を引っ張る存在です。
第139期 修了生一覧
今回修了した25名の情報は以下の通りです。
| 登番 | 氏名 | 支部 | 出身 | 年齢 | リーグ戦勝率 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5473 | 竹田 采実 ♀ | 福井 | 石川 | 25 | 4.50 | |
| 5474 | 黒澤 佳蓮 ♀ | 東京 | 福島 | 25 | 2.19 | |
| 5475 | 乾 仁平 | 静岡 | 静岡 | 24 | 5.23 | |
| 5476 | 竹野 元喜 | 広島 | 広島 | 23 | 6.88 | 決定戦5着 |
| 5477 | 中井 海仁 | 香川 | 愛媛 | 23 | 3.50 | |
| 5478 | 作間 悠衣 ♀ | 東京 | 千葉 | 23 | 4.70 | 父は作間章 |
| 5479 | 小紫 凌久 | 兵庫 | 兵庫 | 23 | 4.63 | |
| 5480 | 梅澤 直未 ♀ | 東京 | 東京 | 23 | 4.64 | |
| 5481 | 阿久根 芳仁 | 大阪 | 大阪 | 23 | 6.60 | 決定戦3着 |
| 5482 | 立石 悠馬 | 福岡 | 福岡 | 22 | 5.84 | |
| 5483 | 坂村 凜 | 埼玉 | 群馬 | 22 | 4.41 | |
| 5484 | 中村 勘一 | 福岡 | 福岡 | 20 | 3.96 | |
| 5485 | 口脇 釉美 ♀ | 福岡 | 福岡 | 20 | 3.49 | |
| 5486 | 小林 陸空 | 三重 | 三重 | 20 | 4.25 | |
| 5487 | 北 萌々花 ♀ | 埼玉 | 東京 | 20 | 5.32 | |
| 5488 | 天堵 基華 ♀ | 香川 | 香川 | 20 | 6.59 | 女子最上位の勝率 |
| 5489 | 青島 凜汰郎 | 静岡 | 静岡 | 20 | 7.18 | 決定戦6着 |
| 5490 | 倉持 幸太郎 | 埼玉 | 埼玉 | 19 | 4.93 | |
| 5491 | 益永 駿 | 福岡 | 福岡 | 19 | 4.29 | はとこは宮脇遼太 |
| 5492 | 松永 隼ノ助 | 福岡 | 福岡 | 19 | 7.57 | 決定戦準優勝 |
| 5493 | 松尾 青波 | 長崎 | 長崎 | 19 | 6.88 | 養成所チャンプ |
| 5494 | 小林 奏 | 福岡 | 沖縄 | 19 | 4.32 | |
| 5495 | 一宮 めい ♀ | 徳島 | 徳島 | 19 | 5.68 | 父は一宮稔弘 |
| 5496 | 山口 橙真 | 長崎 | 長崎 | 18 | 6.63 | 決定戦4着 |
| 5497 | 藤山 芽依 ♀ | 大阪 | 大阪 | 17 | 3.03 | 叔父は藤山翔大・藤山雅弘 |
♀は女子選手
支部別では、福岡が6名と最多。続いて東京・埼玉が各3名、香川・静岡・長崎・大阪が各2名、福井・広島・兵庫・三重・徳島が各1名です。年齢は17歳から25歳まで。最年少は藤山芽依選手、最年長は竹田采実選手と黒澤佳蓮選手です。
139期について
第139期は全国から1,005名の応募があり、その中から書類選考・身体検査・適性検査・面接等を突破した50名(男子36名・女子14名)が2025年10月に入所式を行いました。競争倍率は約20倍という狭き門です。
約1年間にわたる養成所での訓練を乗り越えて修了に至ったのは25名(男子16名・女子9名)。修了率は男子が約44%、女子が約64%で、女子の方が多くの訓練生が最後までたどり着きました。
それぞれが11月から各地のボートレース場でデビュー戦を迎えます。プロの世界での活躍が今から楽しみですね。