今どきのボートレースファンには超有名な人気選手、4571 菅章哉(すが ふみや)選手。
普段はこれから伸びてくる若手探しばかりしているのですが、最近の菅選手の活躍はもう完全に無視できなかったのでまとめてみました。
菅章哉選手の基本情報
畑田汰一選手の公式の写真の髪型に文句を言い続けている私ですが、菅選手に関しては文句はありません。動画で見てもこんな感じだったし。
そんな菅選手の基本情報はこちら。
氏名 | 菅章哉 |
登録番号 | 4571 |
生年月日 | 1988/7/2(32歳) |
デビュー | 2009/11/11 |
等級 | B2(2021年前期) |
養成期 | 105期 |
支部 | 徳島 |
師匠 | 近藤稔也選手 |
出身地 | 徳島県 |
身長 | 159cm |
体重 | 54kg |
同期には4573 佐藤翼選手、4586 磯部誠選手などがいます。
佐藤翼選手と同期ということで、佐藤選手の妻、土屋南選手のYouTubeにも出演されてました。
競艇好きには説明不要ですが、あまり知らない人のために菅章哉選手の人気の理由もまとめてみます。
人気の理由1:最強(?)のB2級!
2021年6月現在、菅選手の等級は一番下のB2級です。
これは2020年前期にF3を切ったことが原因です。
ですが、2021年前期の勝率は7.08と非常に高く、2021年後期(7月)よりA1級への復帰予定です。
出走表で等級だけ見ているとスルーしてしまいそうですが、めちゃくちゃ強いB2選手なのです。
人気の理由2:2021年は既に優勝回数4回!
昨年から勝率は高いのですが、2021年に入ってからは絶好調。
2021年6月現在、既に優勝は4回。
2月、3月、4月、6月と月1ペースか⁉と思うハイペースで優勝を重ねています。
さらに優出6回中4回優勝しており、優出したらとにかく菅選手に賭けたらいいと思います。
人気の理由3:チルト3度のまくりで場を沸かせる
菅選手の人気の理由は何と言ってもこれだと思います。
菅選手はアウト屋というわけではないので、1号艇や2号艇の時は自ら外枠にはいきませんが、優勝戦など勝負どころではチルトを3度に跳ね上げ、まくりで勝負します。
実際に2021年の優勝4回はイン逃げはなく、4コースや6コースからのまくりやまくり差しでの優勝です。
「チルト3度」というとアウト屋として有名な3857 阿波勝哉選手が有名ですが、阿波選手は最近優勝がありません。また、阿波選手と同じくアウト屋として有名だった3852 澤大介選手は勝率を理由にアウト屋を卒業しています。
そんな中で他の選手はあまりしない「チルト3度」で大外から大勝負に出る菅選手にボートレースファンがワクワクするのは必然です。
しかもアウトコースから勝つとオッズも高いですしね。
ただ、もう菅選手がアウトコースからでも勝負強いということがばれてきてしまって、最近はあまりオッズが高くならないという情報もあります。
菅選手のこれまでの勝率・等級推移
今絶好調と言える菅章哉選手。
最近2期がB2級だったから目立たなかっただけでその前はどうだったのでしょうか?
菅選手のデビューからの勝率と等級の推移をまとてみました。
まずは勝率推移。
こちらは以前デビューからの勝率推移をまとめた際のデータスタジオがそのまま活かせました。
横軸はデビューからの年数です。
以前から勝率が高いけど7点越えなのはここ最近だけなのですね。
では等級は?
ちょっと横に長すぎて見にくいですが一番右が2021年後期です。
小っちゃくて見にくいのですが、赤がA1、黄色がA2、緑がB1、青がB2です。
こう見るとずっとA1というよりA1とA2を行ったり来たりの時期が長い印象ですね。
菅選手、2021年後期は正念場?
菅章哉選手の勝率と等級の推移を見ていてふと気になったので2つのデータを統合してみました。
どの等級の時期にどんな勝率だったかということですね。横に長くなってしまうので5年目以降をまとめました。
こう見ると勝率が7点を超えているのはB2級の時だけ。7年目と9年目にA1級になったときは1期でA2級に戻っています。
これはつまり、今めちゃくちゃ高い等級はグレードレースへの出走がなく、一般戦しか出ないからでは?ということが推測できます。
2021年後期からはA1級、さらに勝率も高いのでグレードレースの斡旋が入ることもあると思います。そうしたときにこれまでの勝負強さが続くのかという点も考慮して予想する必要がありそうです。
でも菅選手はきっとまだ稼がせてくれるはず
しかし、A1になったからってすぐに今まで通りにうまくいかないということでもなさそうなのでポジティブな要因も見つけました。
1.直近ではまだ一般戦が多そう
菅選手は7月からA1級に上がりますが、7月の斡旋はすべて一般戦のようです。
とはいえ1ヵ月に3節も斡旋があるのはさすがA1級という感じですね。
2.優勝戦で強い選手に勝ってきた実績
これまでB2級で一般戦ばかりだったからと言って一般戦に強い選手が出ていないわけではありません。優勝戦はA1級の選手ばかりとなることも多くあります。
実際、4月に唐津で菅選手が優勝した第11回領巾振山つつじカップの優勝戦では、4418 茅原悠紀選手(1号艇)、3960 菊地孝平選手(4号艇)といったSG級レーサーと一緒に優勝戦を走って勝っています。この時菅選手は3号艇でしたが、チルト3度にし、大外6コースからの大まくりでした。
ぜひ今後も強い選手相手に大勝負を仕掛けてほしいものです。
今日はここまで~~~。