2023/4/30で7月から始まる後期のボートレーサー等級審査が終了しました。
4月頭に予想していた選手たちはどうなったのか、さっそく見ていきましょう。
ちなみに2023年後期は
A1ボーダー勝率:6.16
A2ボーダー勝率:5.42
例年よりもA1のボーダーが低めですね。
月始めの予想はこちら
A1級選手
初A1級昇格
はい、まず初A1級が期待されていたこの選手たち。
全員無事A1級昇格です。
ただ、5088 高憧四季選手は平和島で即刻帰郷になった後5/24以降の斡旋が入っておらず出場停止処分を受けている可能性があり、A1級としていつから走れるのか、走れないまま次の等級審査を迎えることになるのかが明確になっていません。
また、5141 大澤風葵選手は師匠であり父親である3740 大澤普司選手と揃ってA1級が期待されていましたが大澤普司選手の勝率がふるわずA2級となり、親子でA1はお預けとなりました。
前田3兄弟は全員A1級
以前より注目し続けている前田3兄弟(篤哉、滉、翔)は今回初めて3人揃ってA1級です。
注目の初A1級選手
前田滉選手もB1級から飛び級A1級になっていますが(その前にA2級の経験はありますが)、今回もB1級から飛び級のA1級若手選手がいます。
5081 篠原飛翔(つばさ)選手。1ヵ月前の予想では初A2級候補として名前を挙げていましたが、そこから勝率を伸ばしなんとB1級から初A1級となりました。
篠原選手は124期ということで、前田翔選手、高憧四季選手、5084 末永和也選手と同期です。
なお、篠原選手の他にB1からA1級へのジャンプアップは3788 一宮稔弘選手、4677 片橋幸貴選手がいます。どちらもA1経験があるベテランですね。
A1返り咲き期待の選手はどうなった?
3188 日高逸子 選手 ⇒A1返り咲き決定。
4964 土屋南 選手 ⇒勝率はボーダークリアですが、出走数がわずかに足りずA2級。
A1ボーダー不安視していた選手はどうなった?
近年多かった6.23程度のA1ボーダーだった場合このままでは危ないかもと名前を挙げていた選手はどうなったでしょうか。
4450 平高奈菜 選手 ⇒A1キープ。ボーダーが下がったこともあり、最後は意外と余裕がありました。
3554 仲口博崇 選手 ⇒A1キープ。こちらも最終的には結構余裕な勝率でした。
4512 高野哲史選手 ⇒A1→A2。勝率はよかったのですが、出走数が90走に満たなかったためです。
4885 大山千広選手 ⇒A1→A2。こちらも同じく出走数の関係です。でも大ケガから無事復帰してその後もちゃんと活躍してくれているだけでありがたいですよね。これから先の長い選手ですし。
4959 井上忠政選手 ⇒A1→A2。井上選手は出走数も90走に満たないのですが勝率もA1には満たない勝率でした。
A2級昇格選手
次に初A2級の選手です。
今回は126期から2人A2級入りを果たしています。
濱野選手は今どきの若者っぽいスッキリした見た目に対して、大場選手はヤンチャな感じがにじみ出ていて面白いですね。2人の同期の126期ではA1級昇格を決めた5141 大澤風葵選手と5142 常住蓮選手が目立っていますが、同期で一番の出世頭の次に来る選手たちも侮れません。
例えば122期では5042 畑田汰一選手が早くから優勝を重ね、A級昇格を果たし目立っていましたが、畑田選手がF2等で少し停滞している間に5043 中村日向選手が連続でA1級を維持し、同期初のG1優勝を果たしています。
2023年後期注目のA2級選手
今回注目のA2昇格選手といったらこの人
知る人ぞ知る、「探偵ナイトスクープ」の天才競艇少年です。
あの時の小さな子どもが大きくなって本当にボートレーサーになっただけでも凄いのに、ちゃんと選手としても成長している!
今後のさらなる活躍も温かい目で見守っていきたいですね。
今日は速報なのでここまで。
公式の期別成績データが出たらまた等級推移の一覧表をつくろうと思います。
前回のはこちら。