2023/12/31 女子ボートレーサーの賞金王、クイーンズクライマックスの優勝戦が行われ、4546 浜田亜理沙選手が優勝しました。
浜田選手はこれがG1戦初優勝です。
賞金女王は遠藤エミ選手
クイーンズクライマックスは以前は「賞金女王決定戦」というレース名で、女子戦の中で最も高い1600万円の優勝賞金ですが、今回優勝戦で2着だった4502 遠藤エミ選手がクイーンズクライマックス開催前に5000万円以上の賞金を稼いでおり、今回浜田選手に優勝賞金が入っても2023年で最も獲得賞金の多い女子選手、賞金女王は遠藤エミ選手になるようです。
浜田亜理沙選手は初SG出場が決定
浜田亜理沙選手は賞金女王は逃しましたが、今回のクイーンズクライマックス優勝で2024年最初に開催されるSG戦、ボートレースクラシックへの出場権を得ることになりました。
SGボートレースクラシックの出場資格は前年のSG、G1優勝者+一般戦も含めた優勝回数の多い選手であるため、G1戦であるクイーンズクライマックス優勝者はボートレースクラシックに出場権を得られます。浜田選手はまだSG戦出場歴がありませんので初出場を決めたことになります。
ちなみに、もう一つあるG1女子戦はレディースチャンピオンで、こちらは遠藤エミ選手が優勝していますのでクイーンズクライマックス2着かつ賞金女王の遠藤エミ選手も同じボートレースクラシックに出場が決まっています。
SGで夫婦対決?
浜田亜理沙選手が出場権を得たSGボートレースクラシックですが、浜田選手の夫である4547 中田竜太選手もG1トーキョーベイカップ優勝により出場権を得ており、SG戦で夫婦対決が実現する可能性があります。
SGでの夫婦対決としては、2021年SGボートレースオールスターで4456 鎌倉涼選手と4524 深谷知博選手が直接対決しているようです。
夫婦でボートレーサーという選手も多いですが、2人ともが現役でSG級というのは珍しくSGでの直接対決は数年に1度しか発生しないので3月のSGボートレースクラシックの浜田選手と中田選手にも要注目ですね。
シリーズ戦は西橋奈未選手が優勝
同時開催されているシリーズ戦では4961 西橋奈未選手が優勝しました。
西橋選手は昨年顔を10針縫う大怪我を追いましたが今年はA1級にも復帰し、女子選手の中では安定した成績を残す選手として地位が確立されてきましたね。
新しい等級は1/1以降開催のレースから
ボートレース界の2023年も本日で終了です。お正月レースとして年またぎで開催されているレースもありますが、今月中に始まった節までは2023年後期の等級が適用されています。
11月に決定した次の等級が適用されるのは1/1以降に始まる節からです。