ボートレーサーの平均年収1700万円は本当なのか

9月10日(金)まで132期ボートレーサー養成員の募集をしています。
ボートレーサーは養成所に合格し、無事卒業できれば未経験から1年でボートレーサーとしてデビューできます。

その広告の中で「平均年収約1700万円」って書いてるけど本当?

これな

いや、本当なんでしょうけど一人で1億や2億稼ぐ選手もいるわけだから、一部の選手が平均を吊り上げていて、最頻値はもっと低いんじゃないの?と思って調べてみました。

今回は尊敬するボートレースサイト
ひまひまデータ3~最新競艇データ情報~
さんで公開されている2020年のデータを参照させてもらいました。

2020年ボートレーサー獲得賞金はこんな感じ。

平均値17,998,351
中央値14,250,000
最高値253,020,000

対象は2020年に登録されている1599人のボートレーサーなのですが、登録はあるものの出走していない選手もおり、獲得賞金0円の選手は除いています。

最高値はもちろん峰竜太選手です。ちなみに獲得賞金0円の選手を含んでも平均値は17,818,225円となります。

では年間賞金額いくらくらいのレーサーが最も多いのでしょうか。あまり細かいと人数が細かく分散してしまうので100万円単位でざっくり四捨五入して人数の分布をみてみました。

縦軸が人数、横軸が獲得賞金

めっちゃ横に薄く伸びてるー。わかりにくいので獲得賞金5000万円未満の選手だけに絞ってみました。

縦軸は人数、横軸は獲得賞金

こうしてみると1000万円台前半の複数の金額のところにそれぞれ100名弱の選手がおり、このあたりがボリュームゾーンのようです。

めっちゃ表が長くなりますが一覧も掲載しておきます。年間獲得賞金は1000万円台の前半がボリュームゾーンのようですが、それでも普通のサラリーマンに比べたらかなりいいですよね。また、普段強い選手ばかり見ていると1億円越えの選手も複数人いるため普通の感覚がしてきてしまいますが、改めて人数で見ると、4000万円を超えている選手はかなり優秀なんですね。

獲得賞金(100万円で四捨五入)人数
011
1,000,00023
2,000,00016
3,000,00029
4,000,00020
5,000,00034
6,000,00045
7,000,00054
8,000,00063
9,000,00057
10,000,00097
11,000,00098
12,000,00096
13,000,00096
14,000,00071
15,000,00063
16,000,00059
17,000,00047
18,000,00053
19,000,00038
20,000,00033
21,000,00054
22,000,00047
22,000,00047
23,000,00033
24,000,00034
25,000,00027
26,000,00019
27,000,00029
28,000,00015
29,000,00022
30,000,00019
31,000,00012
32,000,00022
33,000,00016
34,000,00010
35,000,0006
36,000,00012
37,000,0004
38,000,0008
39,000,0002
40,000,0004
41,000,0007
42,000,0006
43,000,0005
44,000,0004
45,000,0002
46,000,0002
47,000,0009
48,000,0003
49,000,0004
51,000,0001
52,000,0005
53,000,0001
54,000,0002
55,000,0001
57,000,0001
59,000,0002
61,000,0001
62,000,0001
64,000,0002
65,000,0002
66,000,0002
67,000,0001
68,000,0001
69,000,0001
71,000,0002
74,000,0002
75,000,0001
89,000,0001
92,000,0001
94,000,0001
97,000,0001
102,000,0002
106,000,0001
110,000,0002
113,000,0001
132,000,0001
155,000,0001
156,000,0001
253,000,0001


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