賞金ランク1位の佐藤隆太郎選手がF2!

10/31(金)で2026年前期のボートレーサー等級審査期間が終了し、1月以降の選手たちの等級が決定したわけですが、この日に2025年の賞金ランキングや2026年後期の等級審査を揺るがす大きなスタート事故がありました。

現在賞金ランキング1位の佐藤隆太郎選手がボートレース下関で開催中のG2ボートレース大賞4日目でフライングをしたのです。佐藤選手は8月にもフライングを切っており、今回で2026年前期等級審査期間内でF2です。しかも8月のF1の30日休みもまだ消化していません。

佐藤隆太郎選手のフライング休み期間はどうなる?

佐藤隆太郎選手はF1の30日+F2の60日の計90日のフライング休みを取る必要があります。

基本的にフライング休みは現在入っている斡旋を終えた後から入ることになります。現在佐藤選手の出走予定はこちら。

既に1月半ばまで出走予定が入っていますが、日刊スポーツによると

G1徳山周年(11月16日~21日)を終えた後、1本目の30日間のF休み。G1芦屋周年(来年1月12日~17日)の後、60日間のF休みに入る。ただし、SGグランプリ(住之江・12月16日~21日)の出場は選出されれば問題ない。

とのことです。

F1の30日休みは年内に消化できるようですが、F2の休みは2026年1月18日~3月19日になるかと思われます。

佐藤隆太郎選手のこれからのSG選出はどうなるの?

2025年はこれから11月のチャレンジカップと12月のグランプリがありますが、チャレンジカップはF1の休みとなり選出されない予定です。
一方グランプリのほうは現在賞金ランキング1位のこともあり、おそらくトライアル2ndからの出走になるのではないかと思います。

2026年は最初のSGであるボートレースクラシックの開催予定が3/24~3/29で、前述のF2休みにはぎりぎりかぶらなさそうです。ボートレースクラシックは前年の同大会優勝選手およびSG、G1優勝選手は出場権があるので今年ボートレースクラシックとオールスターで優勝している佐藤選手は出場権があるはずです。

2026年後期の等級審査への影響は?

2026年後期の等級審査期間にあたる2025年11月~2026年4月末までの間に計90日間のF休みというのは出走できない日数がかなり多くなります。

出走数の観点で、再来期の等級審査に影響はないのでしょうか。

佐藤選手の既に決まっている斡旋から想定される出走数はグランプリを入れても40~45走程度と思われます。

1/18までが45走で、F2の60日休み明けの3/19から等級審査期間終了までは43日間。以前しらべたときは、1カ月で入れられる最大の出走数は32走くらい、さらに12日程度多いとなるともう1節は斡旋が入れられるとなるとその期間に最大12走くらい詰め込めたとして、F2休み後にぎりぎりめいっぱい出走できたとして44走と仮定します。

年内のあっせん45走+F休み後44走=89走

あ、、、、A1基準の出走数90走に足りない。

ギリギリギリギリで詰め込んだら90走行けるか??????というところですね。

もしうまく出走数が稼げないことがあると、2025年SG2勝をしている佐藤隆太郎選手が2026年後期は出走数の関係でA2級やB1級に落ちてしまうかもしれないというピンチです。

しかし、等級審査期間の序盤にF2を切ってしまった毒島誠選手は事故率の関係でB2落ちを選択したわけで、F2でもどういったタイミングでフライングを切ってしまうか、1回目の30日休みをいつとれるかなどでこの先1年に大きくかかわってきますね。

毒島選手が来期B2級の理由はこちら

2026年前期の等級審査結果の速報については別途まとめたいと思います。

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