ボートレーサーと節間体重

来田衣織選手、実は既に48kgを超えている

つい最近 5003 来田衣織選手が師匠である魚谷智之選手から4月30日までに47kg台にならないと破門を言い渡され、実際に4/29から開催の「オールレディース マクール杯」では47.2kgとなっていたわけですが、その後維持できているのでしょうか?

実は選手たちは節間毎日体重が公開されています。
この節の最終日は5/4だったのですが、よく見ると、、、

48kg台になっている!

まぁもともと減量かなり頑張っていたんでしょうね。

初日からの体重の推移を見てみるとこんな感じ

最終日だけ気が抜けたんですかね。最終日も1着とれているので問題ないのかもしれませんが。

節間に体重変化のある選手は実は多い

選手たちは毎日体重を計るため、節間で増減がある選手も結構います。今回の「オールレディース マクール杯」出場選手では初日と最終日で平均-0.2kgくらいの差がありました。

節間でトータル1kgくらい体重が減る選手もいれば、逆に多少増える選手もいます。途中帰郷、欠場していない全選手の4/29と5/4の体重を比較してみたところ、体重が若干増えている選手は15人、初日と最終日で全く変わらずが8人、減少している選手は18人でした。

初日と最終日で体重が変わっていない選手も節間の中日で体重が多少増減していることもあります。

今回の節間で初日から1.2kg増量の来田選手は、最も増量幅が大きな選手でした。ちなみに2番目は3802 森岡まき選手の1.0kgです。

逆に節間で体重が減少している選手では4940 白石有美選手がいました。

こちらは来田選手とは逆で最終日だけがくんと2kg近く減量しています。

白石選手の場合、女子選手としては体重がある方なので意図的な減量なのかもしれませんが数日間でちょっと心配な選手もいます。

今回最も減量幅が大きかったのは5188 武井莉里選手でした。

何と節間で-2.5kg。たった5日間で落とせる体重ではない気がします。ただ、来田選手や白石選手とは逆で初日から2日目にかけてがくんと落ちているため、初日の調子で自ら調整したのでしょうか。

しかし女子選手の最低体重は47.0kg。それ以下の体重の場合はオレンジベストを着て47kgになるようベストに重りを入れる必要があります。武井選手は動きにくくないのでしょうか。

男子選手の場合、最低体重の52.0kgというのが成人男性としてはかなり軽め(一般的な男性の平均は64.0kgらしいです)のため、過酷な減量をしている選手も多いですが、女子選手の場合、身長によっては減量が必要ない、むしろオレンジベスト必須の選手も多いため、武井選手も意図的な調整であればよいのですが。

余談ですが身長145cmの4501 樋口由加里選手はオレンジベストありきの調整をしているそうです。

ホワイトシャークの節間体重

節間で体重増減があるのは男子選手も同じです。有名な選手では3897 白井英治選手は身長が174cmと高いためプロフィール上の体重は57kgですが、節間は食事をとらなかったりとかなり節制してレースに出るための体重に調整しているという話を聞いたことがあります。

そこで直近の428~5/3で開催されていた「レノファ山口カップ」での白井選手の節間体重の推移も調べてみました。

そもそも普段57kgの体重を54kg台まで落としてきているのもすごいですが、さらに節間で1.6kgも絞っています。過酷そう。

ボートレースは体重が軽いほうが有利とは言われていますが、必ずしも軽い選手が勝つわけではありません。とはいえ、節間の体重の増減は選手の調子や気合を計るポイントになるかもしれませんね。

完全に余談ですが、効率的にボートレースやボートレーサーの情報を得るためにchatGPTを活用したいと試みているのですが、ボートレーサーが公営競技のため、chatGPTがめちゃめちゃ警戒してきます。普通に「予想して」というと予想はしてくれないですし、公式のサイトに掲載されている情報にすら警戒して遠回しに作業を断ってくるので、どうしたら言うことを聞いてくれるかに苦心をしています。

「お力になれることがあれば」とか「申し訳ありませんでした。おっしゃるとおり~~」とかやり取りは丁寧なのになかなか思った通りのことを実行してくれなくて、まじめでいい子ではあるけどコミュニケーションがとりにくい部下ってこんなかんじなのかな、と思います。

教える方が悪いんだと自戒を込めて根気強く調教を続けたいと思います。

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