1カ月早い2025年前期等級審査予報

まだ日本各地そこそこ暑いですがもうすぐ10月!
10月と言えばボートレーサー等級審査期間の最終月です。10/31までの勝率で2025年1月からの等級が決定します。
これから1カ月でまだまだ勝率のアップダウンはあるかもしれませんが、9月下旬時点の状況だと2025年前期はどんなかんじか見ていきます。

ちなみに、2024年後期は
A1級:6.23
A2級:5.43
がA級のボーダーでした。

ベテラン選手がA1級落ち?

A1常連選手でも勝率がボーダーを超えなければA1級を維持することができません。

なんと今回は銀河系軍団と呼ばれた養成期85期で複数回のSG優勝経験を持つベテランA1選手二人がこのままの勝率だとA1陥落ピンチです。

4028 田村隆信選手 勝率5.91

10月にも2節出走があるのでそこで挽回は可能ですが、予定されているレースはG1、G2レースです。

4042 丸岡正典選手 勝率5.92

既に出走数は100走を超えていますが、10月にも3節出走が予定があるのでそこで挽回可能かもしれません。

また、現在3人揃ってA1級の前田三兄弟(篤哉、滉、翔)選手ですが、124期の前田翔選手が現在勝率6.02とA1ボーダーを切っており、来期も3人揃ってA1となれるかかは10月に予定されている翔選手の2節の勝率にかかっています。

ちなみに、守田俊介選手、守屋美穂選手は勝率は十分高いのですが出走数がA1ボーダーにぎりぎりです。10月中に予定されいている斡旋を無事故で完走できないと出走数不足でA1維持ができない可能性があるので、無事故無違反で走り切ってほしいです。

初A1級になれるか?

お次は逆に初めてA1級に昇格できそうな若手選手たちです。
早速一覧でドン。

登録番号選手名養成期等級現在勝率備考
5197中野仁照128A26.88 
5224西岡顕心129B16.72初A級
5145島川海輝126B16.62初A1
5163清水愛海127B16.41初A1
5139大場恒季126B26.39初A1
5174川井萌127B16.30初A1

注目は養成所チャンプの2人

127期 5163 清水愛海選手

女子では珍しい養成所チャンプ。転覆等事故率が高いことがネックでしたが同期女子の川井萌選手の優勝に触発されたのか意識が一段高くなった印象。

129期 5224 西岡顕心選手

A級昇格が早い優秀な選手が多い印象の129期の養成所チャンプですが、意外にもA2級経験もまだなく初A級でA1になりそう。期初に初優勝も果たして今期覚醒でしょうか。

この人にも注目!

勝率が6.20なのでA1級のボーダーを上回れるか微妙なラインですが、現在B2級の4758 富樫麗加選手も初A1級の可能性があります。

見た目はギャル、出身大学はお嬢様で有名な富樫麗加選手

富樫選手は産休でお休み期間があったため現在B2級ですが、A2級は何度も経験がありました。土屋南選手もA1級の経験がなかった時、産休明けのB2級からA1級になったことがありましたが、最近の女子選手は産休明けると強くなる何かがあるのでしょうか。そうだとするともうすぐ復帰予定の倉持莉々選手にも期待できるのか?倉持選手はA1級経験がありますが。

初A2級昇格を目指す選手にも注目

初めてA2級に昇格できそうな若手選手にも目を向けてみましょう。

登録番号選手名養成期等級現在勝率備考
5256中山翔太130B16.05130期チャンプ
5298水谷理人132B16.05132期チャンプ
5069山崎小葉音123B15.86夫は前田滉選手
5146野田彩加126B15.83なづきより彩加?
5218山田理央129B15.62師匠は平高奈菜選手

132期の水谷理人選手はこのままA2級が確定すればデビュー4期目(丸2年)でのA級昇格となります。

水谷理人選手

この昇格の早さは125期の5121 定松勇樹選手、120期の4983 前田篤哉選手など最近では多くはいないスピード出世です。ちなみに1期先輩の石本裕武選手はデビュー3期でA2級昇格をしているのでもっと早いです。しかし石本選手は来期もおそらくA2級かと思うので、水谷選手という後輩にもう終われる立場なのですね。

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