現役でSG優勝回数が多いボートレーサーは誰～？

先日4238 毒島誠選手がフライングを切ったことでSG連続出場記録が途絶えたことが話題になっていました。
現役生活が長いボートレーサーでもSGに出場することがないまま引退する選手も数多くいます。一方で毒島選手のように何度も出場し、そして何度もSGを制覇している選手もいます。「王者」松井繁選手が現役ではSG優勝回数が最も多いとは知っている人も多いかと思いますが、では2位以下はどうでしょうか。今日は現役でSG優勝回数が多い選手を調べてみました。
ちなみにデータソースはボートレース公式サイトの「ボートレースSG・PG1・G1記録集」です。

SG優勝回数ランキング

現在現役で、SG優勝が複数回ある選手は43人。優勝回数順にランキングにすると以下の通り。

順位	登録番号	選手名	SG優勝回数
1	3415	松井繁	12
2	3783	瓜生正義	11
3	3941	池田浩二	10
4	3388	今垣光太郎	9
4	4168	石野貴之	9
6	3024	西島義則	8
7	3557	太田和美	7
7	4238	毒島誠	7
9	4024	井口佳典	6
10	3499	市川哲也	5
10	3556	田中信一郎	5
10	3590	濱野谷憲吾	5
10	3779	原田幸哉	5
10	3960	菊地孝平	5
10	4320	峰竜太	5

3415 松井繁選手の次は2021年の賞金王、3783 瓜生正義選手でした。ちなみに4月に電撃引退した3622 山崎智也選手もSG優勝回数は11回でした。

松井選手は最近SG出場はあるものの優勝からは遠ざかっているイメージですが、瓜生選手は昨年のグランプリを制したこともあり、松井選手を抜く可能性があるのではないでしょうか。また3941 池田浩二選手も今年SGグランドチャンピオンを制し、SG優勝10回。松井選手が52歳なのに対し、池田選手はまだ44歳ですのでこちらも抜く可能性がありそうな気がします。

その他、「石野信用金庫」こと4168 石野貴之選手もまだ40歳。まだまだ可能性がありそうです。

SG制覇現役選手の最年長・最年少は？

SG制覇経験のある現役最年長選手、最年少選手は？

登録番号2000番台の新良選手が今も活躍しているというのもすごいことですがとはいえSGを制したのは20年以上前。それでは、現役SG制覇者の中で、優勝した時の年齢最年長、最年少はどうなっているでしょうか。

SG制覇時の年齢、最年長・最年少は？

服部幸男選手のSG制覇は30年も前なので、もう少し調べてみたところ、次点は2010年のボートレースオールスターを制した4296 岡崎恭裕選手で、その時は23歳でした。それ以降だと3位も4位も服部幸男選手の24歳で、少し昔のほうが若くして活躍する選手が多かったようです。ちなみに2010年以降だと2012年にグランプリシリーズを制した4350 篠崎元志選手が当時27歳でした。

現在では30代前半での初制覇が一般的、20代のうちにSG制覇したら相当早いほうと思ってよいかもしれません。

ちなみに、毒島誠選手のSG初制覇は30歳、峰竜太選手は32歳でした。

50代の選手にSG制覇は難しいのか？

ここまでの調べは全て現在現役の選手のみの話です。現役の選手の中ですと、SG制覇最高年齢は前本選手の49歳ですが、既に引退した選手の中には50歳台でSG制覇した選手もいます。

といっても、前本選手の49歳より上の年齢でSG制覇したのは1人だけ。

既に引退している2291 野中和夫選手は51歳の時にオーシャンカップとグランドチャンピオンの2つのSGを制しています。

最近は45歳以上のマスターズ世代の活躍も目立つボートレース界。ぜひ松井繁選手も他の選手に優勝回数を抜かれないようまだまだSGで活躍してもらいたいものです。