クイーンズクライマックスシリーズ戦で清水愛海選手が躍進中

ボートレース界は年末最後のビッグレース、賞金女王をかけたクイーンズクライマックストライアルとシリーズ戦が開催中です。

クイーンズクライマックスは賞金上位12人の女子選手が参戦するG1戦で、優勝賞金1500万円です。ですが、今年は4502 遠藤エミ選手がSGで優勝し、女子選手の中では賞金ダントツのトップの78,701,200円(12/27時点)、2位の4450 平高奈菜選手が47,054,000円なので平高選手が優勝しても遠藤選手には届かず、今年の賞金女王は遠藤エミ選手で確定しています。

実は激熱なのは同時開催されているG3のシリーズ戦。

127期初のA2級昇格が決まっている5163 清水愛海選手が3日終了時点でオール3連対で得点率1位。
4日目は1号艇の1走のみで、無事故完走で準優戦進出が確定しています。

女子の強豪が集められる年末最後の大舞台でこの堂々とした戦いぶり。ボートレースファンからは「若手なのにみんな強いこと知っちゃってオッズに魅力がない」と否定的になるよりも「このまま初優勝を!」という期待のほうが多いような気がするのは私の贔屓目でしょうか。そもそもデビュー2年で賞金上位順が選出条件のグレードレースに出走できているだけでもすごいのに……。

3日目終了時点までの得点率、B級選手の活躍が目立つように見えますが、あと数日後の1月からは2023年前期等級が適用されます。その来期の等級で見てみると得点率上位はA級だらけでした。

順位登録番号ボートレーサー級別23前期等級等級推移
15163清水愛海B1A2
24738清埜翔子B1A2
23999大瀧明日香A1A2
44065金田幸子A2A1
54183宇野弥生A2A2
64825倉持莉々A1A1
64590渡邉優美A1A1
85056西岡成美B1A2
84208三浦永理A2A1
104289落合直子A1A1
114349犬童千秋A2A2
114900中田夕貴A2A2
113188日高逸子A1A2
145088高憧四季A2A2
144286平田さやかA2A2
144117廣中智紗衣A1A2
174884勝浦真帆B1B1
173604武藤綾子B1B1
194678水野望美B1A2
204373若狭奈美子A2A2
204758富樫麗加A2A2
224240今井裕梨A2A1
235057上田紗奈B1A2
234372原田佑実A1A1
254399松本晶恵A2A1
254627藤原菜希A2A1
273618海野ゆかりA1A1
274963實森美祐B1A2
294730土屋実沙希B1B1
304938小芦るり華A2A2
314845前田紗希A2A2
324045佐々木裕美B1B1
334014片岡恵里B1B1
344499滝川真由子A2A2
354464山下友貴A1A2
364897深見亜由美B1B1
364313西村美智子A1B2
383175渡辺千草A2A2
393994茶谷桜B1B1
404694高田綾B1B1
414519清水沙樹A2B1
賞典除外3334角ひとみB1A2
シリーズ戦3日終了時点の得点率順

グランプリなどのSGは基本的にA1選手のみですが、女子限定のグレードレースの場合、女子選手の総数が少ないこともありB1からA1までの選手が参加します。

選手個人をあまり知らないと出走表の現在の等級を見てしまいますが、この時期は来期の等級のほうが現状の各選手の実力を表していると言えるかもしれません。

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