高憧四季選手、塩崎桐加選手、出場停止3カ月

4/15の平和島のレースでフライングを転覆と間違い減速をした5088 高憧四季選手4589 塩崎桐加選手が出場停止3カ月の処分となったことがわかりました。

出場停止期間は5/19からの3カ月間。既に入っていた斡旋も削除されており、高憧選手は6月に開催されるイースタンヤングも出場が取り消されています。

また、2選手は出場停止がとけた後も、8月のプレミアムG1レディースチャンピオン、11月のG2レディースチャレンジカップ、12月のプレミアムG1クイーンズクライマックス に出場することができません。
高憧選手は7月よりA1級に昇格しますが、A1として出走できるのは出場停止が明けた8月下旬以降となります。また、2024年前期等級審査期間は10月末までですが、高憧選手は5月は9走しか出走していないため残り2カ月強の等級審査期間で出走できるのは60走程度であるためA1の条件である90走を確保するのはかなり厳しく1期でA1級から降格になることが濃厚です。

しかし、4627 藤原菜希選手は2021年に転覆艇の出たレースで減速した対応を「騒擾を惹起する航法」として12カ月間の出場停止処分を受けていました。当時A1級として活躍していた選手が突然の1年間の出場停止、当然出場停止が明ければB2級に転落という厳しい処分は当時大きな話題になりました。

今回の高憧選手、塩崎選手の場合、まったく同じ状況とは言えませんが、藤原選手が12カ月間だったのに3カ月というのは処分が軽すぎではないか、という意見や先頭を走行していた高憧選手と、それにつられた状況の塩崎選手では責任の重さが違うのではないかといった意見もネット上では出ているようです。また処分が軽すぎるというのは高憧選手は女子選手の中でも人気の高い注目の若手なので、より出走してもらった方が売り上げが見込めるという忖度があるのではないかなどの憶測も飛び交っているみたいです。

八百長と八百長疑惑を防止するために選手は全力でレースをしなければなりません。そのため、意図的な減速を厳しく見るのはわかりますが、基準が明確に提示されていないためにファンの間でも議論が起こりがちだと感じます。今回の処分のきっかけとなった「不適格な航法」や不良航法の減点など説明がほぼないのは、初心者ボートレースファンからしてみたらとっつきにくさを感じてしまうのでぜひ競走会には改善してもらいたいところです。

タイトルとURLをコピーしました