グレートマザー日高逸子選手、女子最年長優勝

2022/3/11、ボートレース尼崎で開催された「オールレディース競走 あまがさきピンクルカップ」で女子最年長現役ボートレーサー 3188 日高逸子選手が優勝しました。

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日高選手は60歳5カ月。女性選手の優勝年齢としては最年長記録となります。ちなみに、そもそも女子選手の最年長優勝記録は自身が持っていた58歳9カ月なので、今のところ直近でこの記録を塗り替えられるのは日高選手本人しかいません。

日高選手は現在はA2級ですが、2020年にF3を切り2021年はずっとB2級、さらに2021年中は優勝もありませんでした。B2級に降格した際は年齢もあり引退かと騒がれたりもしましたが、1年以上ぶりの優勝でまだまだ第一戦で活躍できる実力をアピールすることとなりました。

日高逸子選手は鵜飼菜穂子元選手が2020年に引退してから女子最年長現役選手となっています。「グレートマザー」の異名を持ち、ボートレースが「競艇」と呼ばれていた頃から強い女子選手として有名で、SG出場経験も多数あります。

さらに日高選手がボートレーサーとして活躍するために以前から旦那さんが主夫をしており、旦那さん自身がその生活について著書を出したり講演会もされているという、女性の社会進出のパイオニアのようなご夫婦です。(現在は日高選手のマネージャーをされているようです)

ちなみに、男子の最年長選手には最近75歳になった2014 高塚清一選手がいます。日高選手より15歳も年上!ボートレーサーは年齢制限はないとはいえ、以前引退勧告について調べた際に書きましたが、デビューから33年を超えると4期通算勝率が4.8以上でないと引退勧告という厳しい条件があります。

日高選手にはまだまだ第一線で活躍して、若くて可愛いだけでチヤホヤされて一向に上手くならない若手女子レーサーをけちょんけちょんにし続けて欲しいです。

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