一足早いボートレース2021年後期等級審査予報!畑田汰一選手はA1になれるのか

結果が出たので更新しました。

え、もう3月下旬なの?早くね?

時が経つのがはやい~~~

4月と言えば勝負駆けのシーズンだな

ショウ…ブ…ガケ…

節間ごとに準優戦に乗れるか否かのレースだったり、等級審査のボーダーギリギリの勝負だったり、大きな意味を持つレースに対峙している選手とそのレースのことを言うね。

4月は等級審査の勝負駆けの1ヵ月

ボートレーサーの2021年後期(7月から)の等級を決める等級審査期間は4月末まで。もう5月くらいまで斡旋が決まっている選手も多いので、出走数や現状の勝率から来期の等級はどうなるかがだんだん見えてきました。

ボートレーサーの等級の審査期間と適用期間はこの表のとおりです。

審査期間適用期間
前期前年5月1日~10月30日1月1日~6月30日
後期前年11月1日~4月30日7月1日~12月31日

審査期間から適用期間まで2か月のタイムラグがあるのは2か月くらい先まで斡旋が決まっているためらしいです。

ボートレーサーは定年はありませんが、一定勝率より低い勝率が続くと引退勧告があるそうです。また、SGやG1といったグレードレースには基本的にA1級の選手しか出られないため(一部条件を満たしていればA1以外でも出場できるグレードレースもあります)等級が落ちそうだったり、引退に近いような勝率の選手は4月は勝負の月となります。

現状の勝率と出走数から等級が落ちそうな選手がわかるということは、その逆、等級が上がりそうな選手もだいたいわかるよね、と思って調べてみました。

ちなみに各等級の条件はこちらの回でまとめています。

今回のデータは2021年3月19日までのデータです。検証は以前コラボでGOで解説した方法で出走表と結果のデータをダウンロードしましたが、グレードレースの着順点計算の自信がなかったので勝率は艇国データバンクさんから引用させていただきました。

A1に昇格しそうな選手

A1のまま維持しそうな選手は相当数いるので置いておいて、A2以下の等級から現時点で出走数、勝率ともにA1昇格条件を満たしていそうな選手を探してみました。

テイモン調べでは46人くらいいそうなのですが、注目はこの2人!

4961西橋奈未選手と5042 畑田汰一選手!

登番選手名級別養成期出走数勝率
4961西橋奈未A2119946.70
5042畑田汰一A21221076.35

畑田選手は4月末までこのままの勝率であれば登録番号5000番台初のA1に昇格になりそうです。西橋選手も今年初優勝して、調子いいですね!

それにしても畑田選手のプロフィール写真、マジで写真変えたげて。いつの髪型だよ。今こんな髪色でも髪型でもないのでこの写真で絶対損してるよ。。。

B1からA1にジャンプアップしそうな選手はこちら

登番選手名級別養成期出走数勝率
4236松村敏B1921156.90
4614石倉洋行B11071226.70
3422服部幸男B1641106.48
4543重木輝彦B11041136.33
4551三川昂暁B1104916.29

皆実績のある選手たちなのでジャンプアップというより戻ってくるという印象です。

では出走回数がまだ足りてないけど勝率的にはA1になりそうな注目選手は?

登番選手名級別養成期出走数勝率
4571菅章哉B2105637.27
4775千葉真弥B1112756.24

チルト3度にしたり、えぐい勝ち方するので菅選手は注目してました!

ただ、4571菅選手は4月末までに3節斡旋が入っていますが出走数が90に届かなそうな感じ?ギリギリ届くのかな、どうなんだろう、というギリギリ具合です。

一方、4775千葉選手は今後の斡旋の状況的に出走数は90以上になりそうです。千葉選手はこれまでずっとB級でA級昇格経験がないのでここでジャンプアップです。ただ、現状の勝率が6.24なので今後の勝率次第ではボーダーぎりぎりかもしれません。

等級審査は実際には勝率上から順に20%の選手という決め方なので確定ではないですが、だいたい6.23くらいの勝率がボーダーになることが多いようなので今回は6.24以上としています。

また、事故点はわからなかったので勝率はよくても事故点が高くA1になれない選手もいるかもしれません。

さらに、今後予定されているレースで負けまくって勝率を落とすという可能性も考えられます。

ただ、A1でやるのかはわかりませんが、引退勧告に近い勝率の選手だとB1の最低出走数を超えて、勝率がボーダーをギリギリ超えている場合、それ以上負けないように等級審査期間が終わるまで欠場するということがあるようです。

A2級に昇格しそうな選手

現在B級で、A2級に昇格しそうな出走数、勝率の選手も85人くらいいそうなのですが、登録番号5000番台の若手選手だけ挙げてみます。

それがこちらだ!

登番選手名級別養成期出走数勝率
5017澤田尚也B1121915.99
5029中亮太B11221125.67
5089前田翔B1124845.67
5043中村日向B1122715.45
5018竹下大樹B1121955.40
5028原田才一郎B1122985.35

5017澤田尚也選手は121期の養成所チャンプ、5028原田才一郎選手は122期の養成所チャンプですね。

A2の勝率ボーダーは前期は5.3くらいでしたが、ひまひまデータ3さんによると来期のA2ボーダーは今のところ勝率5.4らしいので原田選手は厳しいかもしれません。

そして私の一番の注目は前田3兄弟の次男、前田翔選手です!

兄である前田篤哉選手は今期からA1で、このままの勝率であればそのままA1維持です。双子の弟、滉選手は今期からA2で、翔選手もA2に昇格すれば3兄弟全員A級になります。

A1級から落ちちゃいそうな選手

ここまでは昇級しそうな選手でしたが、ではA1級から降格しそうな選手も調べてみました。

注目はこのあたりの選手でしょうか。

登番選手名級別養成期出走数勝率
4095福来剛A187666.47
4885大山千広A1116565.88
4168石野貴之A190675.46

福来選手は勝率は大丈夫なのですが、4月末までの出走数が90走に満たなそうです。

大山選手は2019年に最年少でレディースチャンピオンになり、ボートレースオールスターにも上位で選出される人気も実力もある選手ですし、石野選手も2019年の賞金王です。

そんな二人がなぜ……。

福来選手もそうですが、フライング休みによる出走数の少なさや、フライング休み明けに調子が上がらないことなどが原因のようです。

ただ、大山選手、石野選手はまだ4月末まで斡旋が複数あります。特に石野選手はSGボードレースクラシックやG1レースの斡旋が多いので、着順点が一般戦より高いはずです。

時間があれば石野選手は4月末までに巻き返せるのか、想定される出走数と理論的に可能な着順点から計算してみようかと思います。

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