7月から適用になる2022年後期のボートレーサー等級審査期間が4/30に終了しました。
勝率1位は4238 毒島誠選手!もともとSG7勝の超一流選手ですが、今年はオールスターも投票1位、既に優勝4回と、さらに強さに磨きがかかっているようです。
約1ヵ月前に等級審査の状況を速報していましたが、やはり1ヵ月もあると状況は結構変わっていました。
そのうち公式からダウンロードデータが公開されるので、今日はまだごく一部ですが、注目選手の降格、昇格を速報します。
注目のA1級選手
1ヵ月前予想していた通り、産休から復帰した4964 土屋南選手はB2からA1のジャンプアップ、F3によりB2を2期経験してA2級だった3188 日高逸子選手はついにA1級に返り咲きました!
B級からA1級へのジャンプアップ選手はこちら
登録番号 | 名前 | 2022前期等級 |
4500 | 山田康二 | B1 |
4166 | 吉田拡郎 | B1 |
4294 | 古賀繁輝 | B2 |
4019 | 笠原亮 | B2 |
4413 | 水摩敦 | B1 |
4070 | 中村亮太 | B2 |
4079 | 出畑孝典 | B1 |
4347 | 魚谷香織 | B2 |
4964 | 土屋南 | B2 |
3532 | 柴田光 | B1 |
3919 | 村上純 | B1 |
4748 | 渡邉雄朗 | B1 |
3902 | 蜷川哲平 | B1 |
4009 | 小林一樹 | B1 |
4706 | 三浦洋次朗 | B1 |
4053 | 芦澤望 | B2 |
3427 | 大賀広幸 | B1 |
その他のA1昇格注目選手はこちら
4403 木下大將(だいすけ)選手はデビュー15年にして初のA1昇格。デビュー5年目にA2昇格をしており、何度もA2経験はあるけれどA1は初となります。
女子のベテラン、3302 谷川里江選手。これまで安定してA2級を維持していましたが久しぶりのA1級復帰となります。改めてプロフィール見たら身長が142cm!5117 冨名腰桃奈選手の141cmの次に小さい選手ではないでしょうか。
2022年後期、最も若手のA1選手は121期の5017 澤田尚也選手になります。2022年前期に自身初のA1昇格となった澤田選手は後期は唯一の5000番台のA1選手となります。また、前回自身初のA1昇格を遂げた女子の人気選手、4825 倉持莉々選手も堂々のA1維持となっています。
注目のA2級選手
次はA2級昇格選手です。今回、A1昇格よりもこちらのA2昇格のほうがおもしろい感じがします。
まずA2初昇格の注目選手はこちら!
124期の5088 高憧四季(たかはたしき)選手。スッとした美人系の容姿で人気の若手選手ですが、若くてかわいいだけではなく、混合戦でも舟券に絡み、ターンがうまいと定評があります。優出回数も増えてきている実力も期待の選手です。
ついに126期初のA級選手が出てきました。5142 常住蓮(つねずみれん)選手。まだ優出経験はありませんが、既に九州地区戦のG1に出場し水神祭も上げている期待の若手が早速A級に上がってきました。
他にも若手では125期で初めてA級昇格した5121 定松勇樹選手がB1級からの返り咲き、同じく125期では5112 砂長知輝選手も初のA2級昇格を決めています。
今回注目なのは若手だけではありません。なんとアウト屋と元アウト屋の同期2人がそろって久しぶりのA級昇格です。
まだ現役なのにほぼ伝説のような扱いになっている徹底したアウト屋、3857 阿波勝哉(あわかつや)選手が2016年前期以来のA級に!
3852 澤大介選手。2020年後期はA2級だったのでそんなに久しぶりでもないのですが、2021年にアウト屋卒業宣言をし、インコースからも走るようになって以降初のA級です。
かつて阿波選手の影響でアウト屋になった同期の澤選手が勝率を落としアウト屋を卒業したものの、阿波選手はアウト屋のまま、澤選手は自在派になって2人そろってA級昇格とは興味深いですね。
その他、B級からA2級に昇格した選手は100人近くいるので、登録番号5000番台の若手の選手のみ一覧にしておきます。
登録番号 | 名前 | 2022前期等級 |
5121 | 定松勇樹 | B1 |
5016 | 宮田龍馬 | B1 |
5089 | 前田翔 | B1 |
5075 | 中島秀治 | B1 |
5018 | 竹下大樹 | B1 |
5005 | 石田貴洋 | B1 |
5092 | 篠原晟弥 | B1 |
5142 | 常住蓮 | B1 |
5112 | 砂長知輝 | B1 |
5088 | 高憧四季 | B1 |
5023 | 久永祥平 | B1 |
5002 | 上田健太 | B1 |
惜しくも降格の注目選手
昇格の選手がいる一方で残念ながら等級が下がる選手ももちろんいます。
前回自身初のA1昇格となった122期の5043 中村日向選手は残念ながら勝率がギリギリボーダーに満たずA2となります。たぶんあと1点くらいの差でA1かA2かというギリギリラインだったはず。ちなみに、今期もA2級ですが、2021年後期に5000番台初のA1級となり注目を集めていた中村選手と同期の5042 畑田汰一選手は今回もA1復帰はならずA2級のまま。さらに畑田選手はフライング休みが90日残っているため2023年前期もA1復帰は絶望的な状況です。
ガースーチャンスで人気の4571 菅章哉選手は惜しくもA2、前回B1級からジャンプアップでA1級に昇格した4963 實森美佑選手はB1級への降格の予定です。2人とも5月のSGボートレースオールスターに出場予定ですが、7月以降はSG戦では見られなくなってしまいます。
前田ツインズは翔が滉を追い抜く
以前から密やかに注目していた前田3兄弟(篤哉、滉、翔)ですが、双子の滉選手と翔選手に明暗が。
双子ですが、デビューは滉選手のほうが早く、滉選手が123期、翔選手が124期です。A2級昇格も滉選手のほうが早かったのですが、2021年後期は2人ともA2級、2022年前期は2人ともB1級だったものの、今回2022年後期は124期の翔選手のほうがA2級、滉選手はB1級のままと、初めて滉選手と翔選手の等級が逆転します。
123期初の優勝選手となったものの最近は勝率も下がり気味。来期B1。
優勝経験はないものの昇格は早い。同期の124期は話題の選手が多い印象。来期A2。
なお、2人の兄の篤哉選手は最初にA1級に昇格してからずっとA1級で、今期は既に一般戦で2回優勝しています。
今日は速報なのでここまで。
5月下旬に公式のレーサー期別成績データのダウンロードができるようになるはずなので、公式データを取り込んだら、等級推移の一覧表を作りたいと思います。