2022/5/20、ボートレース鳴門で最終日を迎えたG1「大渦大賞開設69周年記念競走」の2Rで、4561 藤山翔大選手が.02+のフライングを切りました。
藤山選手は同節2日目にも.02+のフライングを切っており、1節間に2本のフライングとなってしまいました。
藤山選手は7/18から90日間のフライング休みに入ることとなります(1本目の30日+2本目の60日)。F休み明けは10月17日頃。2023年等級審査期間は10月末までなので、これから7月17日までに入っている斡旋でほぼ来期の等級が決まることになります。
2023年等級審査期間が5月1日から始まったばかりでまだ1ヵ月も経たないうち、さらに藤山選手の次節はSGボートレースオールスターという晴れ舞台というタイミングでの痛恨のF2となります。
ちなみに以前F3を切った場合なぜB2級に落ちるのかはまとめていますが、F2であれば等級維持は可能です。ですが、F2を切るとF3にならないようスタートが慎重になったり、60日間のF休み後に調子が上がらないという選手もいるため心配です。
ところで、1節間で2回のフライングを切るというのは非常に珍しく過去3年のデータを調べても各年数回ずつしか発生していません。興味本位でちょっと調べてみました。
時期 | 登録番号 | 選手名 | タイトル | 場 | F1回目 | F2回目 |
2019年1月 | 3257 | 田頭実 | 男女W優勝戦 マンスリーボートレース杯 | 大村 | 5日目 | 5日目 |
2019年3月 | 5036 | 福田翔吾 | マクール杯争奪戦 | 蒲郡 | 3日目 | 6日目 |
2019年3月 | 4807 | 岡悠平 | おおた水辺にぎわい競走 | 平和島 | 5日目 | 6日目 |
2019年3月 | 3246 | 星野政彦 | 備南競艇事業組合43周年記念競走 | 児島 | 4日目 | 6日目 |
2019年6月 | 3579 | 中里優子 | 津PR第1戦男女W優勝戦 | 津 | 1日目 | 2日目 |
2020年2月 | 5102 | 原田雄次 | 味の明太子ふくや杯さわらサミットIN芦屋町開催記念 | 芦屋 | 4日目 | 5日目 |
2020年7月 | 4765 | 野田部宏子 | オールレディース マクール杯 | 芦屋 | 1日目 | 3日目 |
2021年1月 | 5124 | 上瀧絢也 | 若松夜王S第3戦BOATBoyカップ個性派王決定戦 | 若松 | 1日目 | 5日目 |
2021年2月 | 5166 | 仲道大輔 | マクール杯〜目指せ!初優勝〜 | 常滑 | 1日目 | 3日目 |
2021年9月 | 5070 | 中島航 | ルーキーシリーズ第15戦 スカパー!・JLCカップ | 芦屋 | 3日目 | 5日目 |
なんと3257 田頭実選手は同日の3Rと8Rと、1日に2回フライングを切っています。超レアケース。
こういった場合その場への一定期間の斡旋停止などあるのでしょうかね?
A1級を維持し、勢いに乗っていた藤山翔大選手がF2本抱えて、これからどんなレースをするのか注目です。