5月からボートレーサー養成所を修了したばかりの養成期134期の新人ボートレーサーが続々とデビューしています。まだデビュー戦を迎えていない選手もいますが、さっそく初1着の水神祭をあげた新人レーサーがが現れました。
5/16、ボートレース三国で開催されていた「BOATBoyCUP」の最終日、134期の5355 萩原丈太朗選手がデビュー節での初1着を飾りました。
萩原丈太朗選手は名字からだいたいのボートレースファンはわかると思いますが、父親は4061 萩原秀人選手です。萩原秀人選手は2009年から15年以上A1級をキープし、毎年のようにSG戦に出場、G1優勝経験もある現役で強豪の選手です。
丈太朗選手も養成所ではチャンプ戦1号艇に乗り、惜しくも優勝は逃しましたが、2着と養成所でも優秀な成績を収めています。養成所のチャンプ戦に出走した選手はデビューしてからも出世が早い傾向があり、丈太朗選手の活躍や親子対決に期待したいですね。
萩原丈太朗選手の1期先輩の133期もまだ水神祭をあげている選手は少なく、長尾萌加選手、香川陽太選手、金子龍斗選手、安河内鈴之介選手、佐藤永梧選手の5人だけ。そのうち香川選手は母が2022年のレディースチャンピオンである香川素子選手、金子龍斗選手の父はレース中の事故で引退するまではA1級でG1優勝経験もある人気選手だった金子龍介選手です。
名前の読みは「ひなた」。今は髪が伸びています。母だけでなく兄と父も現役ボートレーサー。
親子そろって愛称は「キンリュウ」。どの写真で見ても首が長い。
最近のボートレーサー養成所の入所者には現役レーサーの姻族(家族・親戚)が多すぎる、コネではないかというような話もたまに聞かれますが、現役で活躍している選手の2世選手は同期の中でも活躍が早い傾向にありそうです。
ちなみに私は今大注目の石本裕武選手と同期131期のこちらの2世選手親子の活躍に注目しています。
関東、特に江戸川のボートレースファンにはおなじみ石渡親子ですね!
二世選手は最近現れ始めたわけではなく、年齢が上がると親世代の選手が引退してしまうだけで以前からけっこういます。例えば、石野貴之選手も父親は元ボートレーサーです。実力のある選手の二世は親の背中を見て育つからか早い成長が期待できる選手として舟券購入時に注目していきたいと思います。