レディースオールスター出場選手の実力差を調べてみた

11月に投票を行っていた2022年2月のレディースオールスターの出場選手が決定しました。
レディースオールスターは女子選手限定の人気投票で出場が決まるG2戦。2022年は2/22からボートレース桐生で開催予定です。
選出基準はざっくり言うと以下2点
・B2以外の等級
・ファン投票投票上位順
その他フライング休み中や事故率0.4以上、出場回数100未満の選手は選出除外などの細かな基準があります。

レディースオールスター出場選手の公式発表はこちらから>>

人気投票で出場選手が決まるレースには毎年5月末頃に開催される「ボートレースオールスター」があるのですが、こちらはSG戦なのでA1級の選手しか出場できません。そのため、人気順とはいえ実力もかなり拮抗しているのですが、レディースオールスターはB1以上の階級なら出られるため、より人気投票の色合いが強く、実力差がかなりあります。そこで今日はレディースオールスター出場選手の実力差を調べてみました。

レディースオールスターとオールスターの実力差
レディースオールスター出場の最高勝率、最低勝率選手は？
穴になるか？近年勝率上昇選手
レディースオールスター選出除外選手

レディースオールスターとオールスターの実力差

まずは今回選出のレディースオールスター出場選手と2021年のボートレースオールスターの出場選手の勝率を比較してみました。

	レディースオールスター	オールスター
平均勝率	5.87	7.39
中央値	6.14	7.37
最高勝率	7.85	8.90
最低勝率	2.26	6.27

さすがにボートレースオールスターは勝率がかなり高いですね。ちなみにこの選出選手の中で勝率が6.27と、最も低かったのは選出順位27番目の4456 鎌倉涼選手でした。

レディースオールスター出場の最高勝率、最低勝率選手は？

では、レディースオールスター出場予定選手で2022年前期の等級の勝率が最も高い選手、低い選手は誰でしょうか？

勝率1位は…

4050 田口節子選手！勝率7.85！少し前に女子選手で初めて24場制覇を成し遂げた実力者です。

せっかくなので他にも勝率が高い選手紹介したいので勝率順10位までを一覧で載せておきます。

選出順位	登番	選手名	養成期	級	勝率
20	4050	田口節子	85	A1	7.85
1	4482	守屋美穂	101	A1	7.56
5	4530	小野生奈	103	A1	7.44
2	4450	平高奈菜	100	A1	7.35
7	4502	遠藤エミ	102	A1	7.30
6	4456	鎌倉涼	100	A1	7.12
3	4804	高田ひかる	113	A1	7.08
4	4387	平山智加	98	A1	7.04
22	4590	渡邉優美	105	A1	7.02
委員会推薦	4123	細川裕子	88	A1	6.88

レディースオールスター出場勝率上位順

では勝率52位は…

養成期125期の若手、5118 野田なづき選手。勝率2.26です。最近若手の選手の写真の撮り直しがあったようで以前よりも公式写真が可愛くなっているー。

ついでなので勝率低い順10選手も載せておきます。

選出順位	登番	選手名	養成期	等級	勝率
30	4726	島田なぎさ	111	B1	5.01
28	4884	勝浦真帆	116	B1	4.75
23	4045	佐々木裕美	85	B1	4.75
31	4909	薮内瑞希	117	B1	4.69
34	5088	高憧四季	124	B1	4.68
47	4941	孫崎百世	119	B1	4.45
16	4878	西岡育未	116	B1	3.98
45	5174	川井萌	127	B1	3.04
46	5078	山川波乙	124	B1	3.02
37	5118	野田なづき	125	B1	2.26

勝率4点以上はまぁB1もOKだしね……、という感じがしますが4点以下の選手はもう完全に人気先行な気がします。

5078 山川波乙選手は「波乙-全-全」で有名ですが、実際「波乙-全-全」で買っても当たらない or ガミる可能性のほうが高すぎて手が出せやしない。山川選手と西岡育未選手は人気先行で実力が追い付いていない気がして、だったら他にもっと戦える選手がいるんじゃないの……とか思ってしまったりするのは完全に個人的な感想です。
5174 川井萌選手は確かにかわいいのですが、127期の中では1着も回数を重ねている方なのでファンの期待の表れかもしれません。

穴になるか？近年勝率上昇選手

ここまで書いた通り、レディースオールスターは出場選手の実力差がかなりあるので、順当にいけば遠藤エミ選手や平高奈菜選手、守屋美穂選手等の実力のある選手たちの戦いに絞られてくると思いますが、あまり知られていないかもしれないけれど勝率が急上昇している選手もまぎれています。

そこで、2021年後期から2022年前期で勝率が0.5以上上昇している選手をまとめてみました。

選出順位	登番	選手名	養成期	級	2022前期勝率	2021後期
15	4963	實森美祐	119	A1	6.20	4.30
45	5174	川井萌	127	B1	3.04	1.67
25	4998	中村かなえ	121	A2	5.57	4.54
32	4882	瀧川千依	116	A2	5.52	4.52
3	4804	高田ひかる	113	A1	7.08	6.11
10	4825	倉持莉々	114	A1	6.42	5.51
20	4050	田口節子	85	A1	7.85	6.96
38	5056	西岡成美	123	B1	5.33	4.45
14	4900	中田夕貴	117	A1	6.23	5.56
42	3618	海野ゆかり	71	A1	6.85	6.25
1	4482	守屋美穂	101	A1	7.56	6.97
41	4870	新田有理	116	A2	5.98	5.39
46	5078	山川波乙	124	B1	3.02	2.49

この中で私が注目しているのは4998 中村かなえ選手、4882 瀧川千依選手、5056 西岡成美選手、4870 新田有理選手の4人。3期連続で勝率が上がり続けています。

ちなみに5078 山川波乙選手も3期連続勝率が上がってはいるのですが、元々の勝率が低いんだよな～、「波乙-全-全」が信用ならないし。

5056 西岡成美選手は4878 西岡育未選手の妹ですね。姉妹そろっての出場です。お姉さんの育未選手がまだ優出経験がないのに対し、成美選手は2021年7月以降3度の優出を経験しており実力がぐんぐん上がっている印象があります。

レディースオールスター選出除外選手

今回のレディースオールスター出場選手を見て「なんであの選手がいないの？」と思う選手も結構いると思います。それはファン投票の後にフライング休みが決まってしまったり、そもそも事故率等の規定で選出外になってしまっていた選手が多くいるためです。

今回B2級以外の理由で選出除外の選手はこちら

登番	選手名	等級	勝率	養成期
4885	大山千広	A1	6.73	116
4556	竹井奈美	A2	6.44	104
3900	香川素子	A1	6.39	80
4627	藤原菜希	B1	5.87	107
4017	向井美鈴	A2	5.35	84
4443	津田裕絵	B1	5.26	100
4845	前田紗希	B1	5.25	115
4536	喜井つかさ	B1	5.15	103
4499	滝川真由子	B1	4.83	102
4897	深見亜由美	B1	4.72	117
5094	生田波美音	B1	4.53	124
4373	若狭奈美子	B1	4.37	97
5003	来田衣織	B1	4.34	121
4484	稲生夏季	B1	4.26	101
3207	田村美和	B1	4.23	56
4244	鈴木成美	B1	4.17	92
4275	菅野はやか	B1	4.14	94
5019	柴田百恵	B1	4.02	121
4924	中北涼	B1	3.84	118
4400	加藤奈月	B1	3.68	98
4548	篠木亜衣花	B1	3.62	104
5079	大石真央	B1	3.48	124
4843	深尾巴恵	B1	3.47	115
5052	赤井星璃菜	B1	2.87	123
5146	野田彩加	B1	2.85	126
5117	冨名腰桃奈	B1	2.52	125
5171	清水未唯	B1	2.45	127
5163	清水愛海	B1	2.19	127