1カ月早い 2024年前期等級審査予報

10月になりました。2024年前期のボートレーサー等級審査期間は10月末まで。ということで、9月下旬時点での等級、出走数から注目選手の来期等級はどうなるのか予測していきます。
ちなみにA1級は90走以上、A2級は70走以上、B1級は50走以上という出走数の規定があります。また、事故率が0.7以上の場合は勝率、出走数に限らずB2級となります。
勝率については全選手の勝率上から順で20%、というとり方をするので確定ではないですが、
A1は6.18~6.24くらい
A2は5.40~5.47くらい
が例年では多い気がします。

初A1になれそうな若手選手

まずは初めてA1級に上がれそうな選手から

4989 石原翼 選手
120期の石原選手は現在B1級ですが既に出走数は90走、勝率も6.71と1カ月で急激に勝率を落とさない限りほぼ確実に初A1です

5038 金田智博 選手
122期の金田選手は現在A2級。出走数は110走超、勝率も6.5を超えているのでこちらもほぼ確実に初A1となりそう

5136 濱野斗馬 選手
126期の濱野選手は現在A2級。出走数は120走超、勝率は6.4台。A1ボーダーの勝率は6.20くらいになりそうなのでこちらもスピード出世達成か

登録番号5000番台のA1選手がまた増えそうですね。養成期126期は大澤風葵選手、常住蓮選手が早くから頭角を現していますが、この濱野選手もその2人に次ぐ実力派若手なので注目です。

初A2級になれそうな若手選手

次は初A2級に上がれそうな若手選手です。

5166 仲道大輔 選手
127期の仲道選手は同期では清水愛海選手に次ぐA級昇格となりそうです。

5226 藤田俊祐 選手
129期の藤田選手は同期初のA2級昇格となりそうです。既に出走数は80走を超えているのであとはボーダーがどうなるか次第です。

藤田選手と同じ129期では5205 刑部亜里紗 選手も同じくらいの勝率があり、A2級昇格が見込めそうでしたが、どうやら出走数がほんの少しだけ70走に満たず、出走数不足でA級昇格はお預けとなりそうです。ちなみに128期はまだA2級昇格者がいません。

A1級から落ちそうな有名選手

お次は現在A1級の有名選手だけどA1級から陥落することがほぼ確実な選手たちです

5088 高憧四季 選手
勝率は7点台と充分高いのですが、4カ月間の出走停止処分の影響で出走数が70走にも満たない可能性が高いため2024年前期はB1級となりそうです。

4450 平高奈菜 選手
F休みの影響で出走数が70走にも満たない可能性があるうえに、勝率も現在5.3程度とどちらをとってもB1級が濃厚そうな成績です。F休みの影響でA1級は厳しいと思っていましたがまさかのB級落ちとは…。早くグレードレースに戻ってきてほしいです。

5081 篠原飛翔 選手
前回の等級審査でB1級からA1級へのジャンプアップを果たした篠原選手は出走数は既に90走超であるものの、勝率が5.15程度とこのままではB1級です。勝率を上げればA2級にとどまれる可能性はありますが、10月の斡旋はG1戦と厳しい状況です。

4028 田村隆信 選手
銀河系軍団と呼ばれる養成期85期のチャンプでSGも3回静止している田村選手が現在勝率6.1台と2015年後期以来のA1級陥落ピンチ。10月は一般戦の斡旋があるのでそこで勝率アップすればまだA1維持の可能性はあります。

この他にも、前回も勝率がぎりぎりで1カ月前はピンチだった3554 仲口博崇選手、イン屋で有名なベテラン3024 西島義則選手も勝率が6.09とピンチです。

さらに、4928 栗城匠選手4352 下條雄太郎選手4823 中村桃佳選手4825 倉持莉々選手4601 森野正弘選手4207 松下一也選手は出走数が90走に満たないためA1級落ちは確実です。

現在全員A1の前田3兄弟は三者三様に…

いつも注目している前田3兄弟。現在は3人全員がA1級ですが、来期は3人別々の等級となりそうです。

4983 前田篤哉 選手
120期、兄の篤哉選手は勝率が6.0台で勝率不足でこのまま勝率を上げられないとA2級が濃厚

5068 前田滉 選手
123期の滉選手は事故点が多く事故率0.7以上で強制B2級になるのを避けるために現在無事故完走のみを目標には出走しており勝率は4点台。B1級ほぼ確実です

5089 前田翔 選手
3兄弟で最もデビューが遅い124期の翔選手は現在勝率6.28。これから1カ月の成績によりますがこのままいけばA1維持です

個人的な最推しは滉選手なので非常に残念ではありますがまだ若いのでB級からまた着実に力をつけて、早くA急に戻ってグレードレースで活躍してほしいです。

個人的★注目選手たち

最後に個人的に注目している選手たちも挙げておきます。

まずは122期

5042 畑田汰一 選手
A2→久しぶりのA1級か?
122期ダントツの出世頭だったのが何度かのフライングを経て最近くすぶっていると言われてましたが今のままの勝率維持ならギリギリA1級に上がれそうな状況です。がんばれ

5043 中村日向 選手
A1キープ状態からA2級か?
前期は7.29とA1級の中でも高い勝率でA1キープをしていた畑田選手のライバル中村日向選手は現在勝率5.77とA2級になりそう

2人とも同期として意識しているのになかなか同時にA1級になれないすれ違い…。

一番若手のA級(A2級)はこの人になりそう

5267 石本裕武 選手
131期の石本選手はデビュー3期でA2級になれる可能性が高く、現在勝率5.49、出走数は既に70走を超えています。石本選手はこのままA2級になると、デビューから1期ずつB2→B1→A2と上がることになりますが、デビューからこのようなスピード昇格をしている選手は非常に少なく以下の選手たちしかいません。

登録番号選手名養成期
4140梶野学志89
4294古賀繁輝94
4296岡崎恭裕94
4344新田雄史96
4418茅原悠紀99
4460後藤翔之101
4808松尾拓114

ここ最近ではこんなに早い昇格をする選手はいなかった異例のスピード昇格と言えそうです。

ちなみに、上に挙げた選手たちはデビュー3期でA2級になっていますが、4期目でA1級に上がった選手はいません。そもそもデビュー4期目でA1級になれた選手は養成期86期以降だと中野次郎選手ただ一人しかいません。

とりあえず今日はここまで。

結果は1カ月後に!

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