ボートレース江戸川で開催中の一般戦「江戸川ヴィーナスシリーズ・Yes!高須クリニック杯」4日目、1Rで 4940 白石有美選手が3号艇からまくり差して1着となりました。
白石有美選手は2016年デビューの118期。これまで491走で1着はなく、今回がデビュー後、初の1着となりました。おそらく現在の現役選手では一番長い未勝利選手だったのではないかと思います。
白石選手は2020年〜2021年前期は斡旋が入っても出走しないことが多く、出走数が少なかった上に未勝利でしたので「引退するの?」と度々囁かれていましたが今回見事に初1着となりました。
同期の118期だと4928 栗城匠選手、4933板橋侑我選手など既にG1ウィナーも出始めています。白石有美選手はこれを機に勝率を伸ばしていけるのでしょうか。
ちなみに、白石選手は未勝利で勝率もデビューからずっと1点台なので「4期通算勝率3.80以下で引退勧告になるのでは?」と心配している人も多いようですが、4期通算ルールはデビュー5年以降からの適用のため、2016年デビューの白石選手は2021年後期から2年間の通算で3.80を超えればよく、2023年前期の等級審査終了までの期間がリミットとなるはずなのでまだ挽回の余地があります。
しかし白石選手、相変わらず体重が57.6kgありまして(以前は60kgあったらしい)、男子選手よりも重いです。
女子選手で体重重めの選手というと有名なのは3943 直美選手です。
三松選手は持病の影響で体重を落とすことができないそうで、公式プロフィールだと66kg、レース時の直前情報だと63〜64kgです。
ただ、三松選手は「重さを技術でカバーする」と言われており、現在はB1級ですがA2級だったこともあります。
白石有美選手は三松選手を目指していくのでしょうか?それとも来年引退危機が訪れるのでしょうか。