倉持莉々選手、全斡旋削除で今期、来期はどうなる?

少し前から話題になっていましたが、4825 倉持莉々選手の斡旋がすべて削除され、現在休業状態になっています。

倉持選手は5月のSGボートレースオールスターで優勝戦3着と大いに話題になり、その後30日間のF休みを経て、7月のG2ボートレース甲子園に出場した後、出走がありません。
8月のG1レディースチャンピオン、9月のG1ヤングダービーも出場資格がありましたが、辞退になっています。

ケガや病気の治療のためという噂や、ボートレースオールスター時に左手薬指に指輪をしていたことから妊娠・産休説も噂されていますが、斡旋辞退の理由は発表されていません。

2024年前期の等級審査期間は10月末まで、あと3カ月近くありますが、今の状態で2023年の成績と2024年の等級はどうなるでしょうか。

倉持選手の2023年末

現在倉持選手の獲得賞金は25,813,000円、女子選手の中では5位に位置しています。

女子賞金王を決めるクイーンズクライマックスは年間の獲得賞金12位までが出場となりますが、昨年2022年の12位選出の獲得賞金は27,151,500円でした。年内早めに復帰すれば出場可能性はあります。また、同時開催のシリーズ戦は54位までが出場条件で、こちらは既に昨年の選出の獲得賞金を大幅に上回っています。

しかし、年内復帰できるのでしょうか。

2024年1月からの等級はどうなる?

倉持選手は10月に予定されていた斡旋も削除されているので、少なくとも2024年前期の等級審査期間中の復帰は難しいと考えられます。

倉持選手の現在の出走数は29走。
等級審査は
A1:90走以上
A2:70走以上
B1:50走以上
という規定があるため、2024年1月からの倉持選手の等級はB2級になることが濃厚です。

長期休み明けの活躍に期待

理由が発表されておらずいつ復帰するかがわからないため、心配しているファンも多いと思いますが、たとえB2級に落ちてもその後活躍できないわけではありません。

特にボートレーサーは現役期間が長く、日高逸子選手のように60歳を過ぎてもA級で活躍する選手もいます。

A1常連の平山智加選手は2回産休をとっていますが復帰してからA1級に戻っていますし、人気選手の土屋南選手も産休明けに初A1昇格と、むしろ産休前よりも好成績を収めています。

A1級も板についてきてSG戦での活躍も目立ってきた倉持莉々選手の戦線離脱は寂しく、この好成績の2023年がこのまま終わってしまうのはもったいない気もしますが、長いボートレーサー人生を考えたら無理をせず、戻ってきてからの再度の活躍を期待したいですね。

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