131期 石本裕武選手デビュー1年3カ月で初優勝

ボートレース住之江で開催されていたルーキーシリーズ第2戦スカパー!・JLC杯競走で5267 石本裕武選手が初優勝を飾りました。
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石本裕武選手ってどんなボートレーサー?

石本裕武選手。もう坊主じゃないです

石本選手は2022年11月デビューの131期。
関西大学法学部政治学科在学中の現役学生です。現在4年生だそうで(関西だと4回生というそうですね)、ボートレーサーと両立しながら中退せずに卒業を目指している文武両道の選手です。

石本選手についてはデビュー早々に頭角を現し、1年足らずで初優出、デビュー3期でA2級昇格と同期だけでなく最近の若手の中でも突出した成長スピードを見せているので今回のルーキーシリーズでの初優勝はそんなに驚きでもなかったというのが正直なところです。

石本選手の同期で有名なのはこの2人。

5279 石渡翔一郎選手
江戸川鉄兵こと石渡鉄兵選手の長男。131期の養成所チャンプ。髪伸びましたね。

5259 野田昇吾選手
元西武ライオンズのプロ野球選手。

石本選手も養成所のチャンプ戦には2号艇で出走しており、養成所時代から同期の中で強さを見せていましたが、デビューしてからの成長が早く、1カ月で水神祭を上げた後、1着を重ね、同期初の優出、A級昇格、優勝を決めています。石渡選手も131期のなかでは1着数が多いほうなのですが、2024年1月現在では石本選手が完全に頭一つ抜けています。野田選手も水神祭はそんなに遅くなかったんですが2勝目がなかなか取れていない状況です。

石本選手の初優勝はどれだけ早いのか?

デビュー1年3カ月での優勝がどれだけ早いかというと、養成期100期以降の選手ではもっと早い初優勝は101期の4460 後藤翔之選手(デビュー9カ月)、110期の4710 福田宗平選手(デビュー1年0カ月)の2人しかいません。しかも石本選手が131期なので101期や110期ってずいぶん先輩ですよね。

そんな感じで最近の選手はデビューから5年くらいで初優勝が普通、3年以内の初優勝はかなり早いほうなんです。

デビューが早かった選手については以前まとめているのでこちらも見てね。

養成期の近い先輩たちの優勝状況は?

石本選手の優勝はかなり早いほう、というのはなんとなくわかりましたが、先輩や後輩の状況はどうなのでしょうか。

131期(同期):石本選手が唯一の優出者(優出4回)
130期(1期上):優出者まだ0。
129期(2期上):優出は9人。優勝は1人(5221 竹間隆晟選手)のみ
128期(3期上):優出は6人。優勝は1人(5191 飛田江己選手)のみ
127期(4期上):優出は9人。優勝は1人(5166 仲道大輔選手)のみ
126期(5期上):優勝2人(5141 大澤風葵選手、5145 島川海輝選手)2人とも複数回優勝。

丸2年先輩の126期でも2人しか優勝経験者がいないのに石本選手の勢いだと遠からず2回目の優勝もある気がします。

もう既に名前が知れ渡ってしまっている石本選手ですが、初優勝をして一段と注目の若手となったので今後も要チェックです。

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