5042 畑田汰一への執拗な情熱

今、一番注目している若手ボートレーサー、5042 畑田汰一選手。昨年までは一番人数が多いB1級だったので実はすごい勢いで成長していることがばれてないので舟券買うときになるべく目立たないでいてくれと思っていたのですが、今期A2に昇格し、さらにすごい勢いで活躍しているのでもう世間に完全にばれてしまったかと思います。なので、堂々と応援していくことにしました。

2/8、常滑で4回目の優勝!

早速ですが、畑田汰一選手、ボートレース常滑で6日間開催されていた「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」で優勝しました!おめでとう!

優勝戦、畑田選手は4号艇4コースカドからのスタート。1号艇は師匠中田竜太選手の奥様、4546 浜田亜理沙選手でも忖度せず、左隣の3コースからベテラン4011 堀之内紀代子選手がトップスタートを決めても怯まず、綺麗にまくり差しを決めて早々に独走態勢になって優勝。

3日目には前田滉選手と接触し落水失格もありましたが、ちゃんと次走から盛り返し見事な優勝でした。

そんな畑田選手の基本情報と、何がすごいかを改めてまとめてみましょう。

畑田汰一選手の基本情報

5042 畑田汰一選手

写真変えないのかな~。今はこの髪型じゃないはず。

畑田選手の基本情報はこちら↓

氏名畑田汰一
登録番号5042
生年月日1998/10/26(22歳)
デビュー2018/5/10
等級A2(2021年前期)
養成期122期
支部埼玉
師匠中田竜太選手
出身地東京都
学歴東京都立高島高校卒業
スポーツ歴高校までサッカー部
身長175cm
体重55kg

122期の養成所のチャンプ決定戦では原田才一郎選手が優勝でしたが、畑田選手はその時2着でした。

畑田選手は175cmと高身長ですが、デビュー時のプロフィールでは171cm、52.3kgとなっており、デビュー後にも身長が伸びているようです。
身長が高い選手と言ったら峰竜太選手が確か身長174cmくらいあったはずなので背格好は近いのではないでしょうか。

ボートレーサーになったきっかけは?

ボートレーサーになったきっかけは「お父さんが勝手に養成所に応募したから」ということ。

親の勧めというきっかけはよく聞きますが、勝手に応募したというのは初めて聞きました。

高校の部活動(サッカー部)を引退して(高校3年の夏の試合が終わった頃でしょうかね)進路を考えていた時にお父さんに勧められ、勝手に応募され、1回の受験で養成所に受かったそうです。

すごいストレート。

畑田汰一のここがスゴイ1 結果を出すスピード

1.デビュー4日後に初勝利

畑田選手のデビューは2018年5月10日。初勝利はその4日後の5月14日。
デビュー節で初勝利をあげています。デビュー節で勝利する選手は過去にもいなかったわけではないですが、新人選手の初勝利までの平均日数はだいたい360日くらいと聞いたことがあるので、デビュー節で1着をとるというのはかなり注目に値すると思います。

2.5000番台初の優勝

2000年5月の江戸川での優勝は登録番号5000番台で一番早い優勝でした。
ちなみに半年先輩にあたる養成期121期の選手はまだ一人も優勝していません。
さらにもう一つ先輩にあたる120期で優勝経験があるのは2020年に最優秀新人賞を受賞した4983 前田篤哉選手のみ。

3.すでに4回の優勝

2021年2月現在、畑田選手の優勝回数は既に4回。
初優勝の後、2020年11月、2021年1月にどちらも戸田で優勝しています。そして冒頭に記載した通り、2月8日に常滑で4回目の優勝を果たしました!
前述の前田篤哉選手も通算優勝回数は2回なのですでに回数は2期先輩も超えている!

4.1号艇じゃなくても優勝をかっさらう

畑田選手はこれまで4回優勝していますが、2号艇、6号艇(5コース進入)、3号艇、4号艇と優勝戦は全て1号艇以外です。ですが、コース別成績を見るとインが苦手というわけでもありません。つまり、どのコースからも期待ができるのです!

畑田汰一のここがスゴイ2 ターンがめちゃくちゃうまい

畑田汰一選手の平均スタートタイミングは0.16。
特別早くはありません。

でも畑田選手がレースですごいのはターン

インタビューで「道中、1周1Mから3周2Mまでお客様を魅了するレースをしたい」と言っていましたが、本当にその通りで、最初の1周1Mだけでなく、2Mの旋回が非常にうまいです。

若手のレースを見ていると1周1Mはうまくいっても2Mで広がってしまう選手を結構見ます。
でも畑田選手は2Mでツケマイに成功している姿をよく見る気がします。

まくりの技術があるので、外枠でも期待できる選手なのです。

スタートは平均タイミングが数字で出るので能力として計りやすいですが、ターン技術については数字に表れにくいので、実際のレースを見ることをお勧めします。

1周2Mや2周目以降でもまくりで前の艇を脅かしていく姿はとても見ごたえがあります。

最近は中継を見ていても、地元の戸田はもちろん、蒲郡、常滑の実況アナウンサーも一目置いて取り上げている感じがわかります。

本当にまだ見たことがない人には畑田汰一のターンは映像で見ろ! と強く言いたい。
そして関東の選手だしいつかはボートレース場に直接見に行きたい。

畑田汰一のここがスゴイ3 直近の勝率がA1級

2020年11月から2021年2月8日までの勝率は
なんと6.46!

今のところA1レベルの勝率です。
このまま4月末まで同様の勝率でいけば7月からはA1になるかもしれません。

先日作ったGoogleデータポータルの勝率推移で昨年の最優秀新人選手 前田篤哉選手と比較してみますとこんな感じ。(畑田選手の今期の最新の勝率6.46は加筆しています)

もし次の期で6.46まで勝率が上がったとすると、勝率成長スピードは前田篤哉選手より速いことになります。

これは期待できる~。

前田篤哉選手も今年からA1級に昇格しG1戦にチャレンジするようになりましたが、畑田選手がG1やSGで活躍する日もそう遠くないのではないでしょうか。
楽しみ~~~~。

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