2021/10/3 大澤風葵選手、126期初の優出

養成期126期の5141 大澤風葵(おおさわふうき)選手がボートレース桐生で開催中の「第3回日本一しょうゆ杯」にて初の優出を果たしました。

2020年5月にデビューの126期の選手の優出はこれが初めてで、大澤選手は同期で一番乗りの優出となりました。

5141 大澤風葵選手

大澤選手は2000年生まれの20歳。ちなみに初めて優出した年齢でいうと1つ上の期の125期の5121 定松勇樹選手が2001年生まれで今年2月に初優出、また、2つ上の期の124期、5093 浦野海選手は2002年生まれで今年8月に初優出しているため、初優出の最年少というわけではありません。

とはいえ、デビューから1年半も経たずに初優出とはとても早い出世です。126期だとまだ初勝利もしていない選手もたくさんいます。

いい機会なので120期以降の選手の優出、優勝回数と直近の動向も調べてみました。

120期以降で2021年4月までに優出経験のある選手

養成期登録番号選手名優出回数優勝回数同期初優出
1204983前田篤哉152
1225042畑田汰一84
1215017澤田尚也71
1235068前田滉61
1204980佐々木完太60
1215015高橋竜矢50
1225026安河内健41
1204991宗行治哉40
1204989石原翼30
1204985井本昌也20
1225028原田才一郎20
1225043中村日向20
1235058前原大道20
1245084末永和也20
1255121定松勇樹20
1204977馬野耀10
1204992廣瀬篤哉10
1215001坂本雅佳10
1215002上田健太10
1215012加倉侑征10
1225029中亮太10
1225033藤原孝斗10
1225038金田智博10
1235051松本純平10
1235057上田紗奈10
1245088高憧四季10
1245089前田翔10
1245091為本智也10
2021年4月30日までの120期以降の選手の優出、優勝回数

デビューから初優出までの日数

養成期登録番号選手名初出走初優出日数
1245089前田翔2019/5/102020/4/20346
1235068前田滉2018/11/102019/12/1386
1204991宗行治哉2017/5/22018/6/1395
1255121定松勇樹2019/11/22021/2/4460
1225026安河内健2018/5/12019/8/15471
1215017澤田尚也2017/11/42020/2/9827

前田ツインズすごいわ。お兄さんの前田篤哉選手も優出回数が多いですし、既にG1戦でも活躍しているので前田3兄弟全員すごいわ。

ただ、ここまでのデータは2021年4月30日までの2021年後期等級審査用のレーサー期別成績をもとに算出しており、実は5月以降に初優出、初優勝した選手はもっといます。

2021年5月以降に初優出した120期以降の選手

養成期登録番号選手名初出走初優出優勝
1204969町田洸希2017/5/132021/9/1
1204978山田和佐2017/5/22021/5/11優勝
1204994山本梨菜2017/5/202021/7/24
1214998中村かなえ2017/11/92021/7/24
1215010宇留田翔平2017/11/52021/5/24
1215014梶山涼斗2017/11/192021/8/3優勝
1225032谷口知優2018/5/162021/5/5
1225037田頭虎親2018/5/162021/5/5
1225041荒牧凪沙2018/5/152021/9/14
1235049松井友汰2018/11/192021/9/23
1235056西岡成美2018/11/262021/7/12
1245082一色凌雅2019/5/162021/7/5
1245087佐藤航2019/5/162021/7/12
1245093浦野海2019/5/162021/8/23
1255104山田丈2019/11/102021/8/25

4978 山田和佐選手と5014 梶山涼斗選手は初優出で初優勝。4998 中村かなえ選手は初優出の後、再度別のレースで優出しており、短期間で2優出(しかも2回目は準優勝)と若手の成長が目覚ましいですね。

今回初優出の大澤風葵選手は4日間の短期開催レースで、予選で6号艇が回ってこなかったというラッキーもありますが、チャンスを確実にものにする勝負強さもボートレーサーの重要な素質です。そもそも養成所リーグでもよい成績だった選手なので今後の活躍に期待したいです。

ちなみに大澤風葵選手は現役A1ボートレーサー 3740 大澤普司選手の息子です。年齢的に仕方がないのかもしれませんが、親子レーサーは子供が活躍しだすと親は引退することが多い気がするので長く親子で活躍してほしいものです。

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